なんとなく違和感を持っていた部分が何か明確になった気がした 一文がありました。
先日体験入学した くぼたのうけん の久保田競脳科学者のおはなしで、子育てと子守の違いについて、知ることがありました。
子育てと子守の違いです。
子守はただ安全に過ごすこと
子育ては安全に過ごすことはさることながら、人格形成や能力形成に責任を持たなくてはならないということです。 子育てには責任があるということです。
この頃は、子守をしていれば子育てをしていると勘違いしている両親が増えているというのです。どんな子育てをしても大きくはなっていくけれど、それでは狼少女と変わらないということです。
狼少女 アマラとカマラがジャングルで実際に発見されたお話です。ただ大きくするだけならば狼でもできるということです。
不景気だったり、受験や就職にも波があったり、それを見極める力や、そういう世の中をしっかり歩いていくために、知恵をつけてあげることが大事ということです。
知恵をつけなければ戦場に裸で飛び込む事になるからだというのです。防弾チョッキやヘルメットなどきちんと装備してあげるということだそうです。
宿題も何時間もかかるより何分かで終わるほうが自由な時間を過ごすことができる。
本当の意味での子育てはなにかを考えてあげるのが親の役目ということです。
ただ大きくしただけで後は がんばりなさい やればできると言うのは酷というものです。能力も無いのにやればできるというのは、残酷ですね。能力があってはじめて やればできるというのです。
親には産んだ責任があります。能力を与えてあげることだけは最低限の親の役割と考えてあげてほしいということです。その能力を使うかどうかは子どもが選択させてあげるということです。
能力がなければ選択すらできずに暮らさなければいけないからです。
よく年寄りがこれから孫の子守をしにいくからというのも、あながち自然な言葉だなと思いました。親が留守の間、安全を確保してくれる役目という事です。普段親はしっかりその子の能力を見極め、しっかり力や知恵をつけてあげる事が大事だなと思いました。
よく三つ子の魂百までと昔から言われています。テレビ的には、諸諸事情で科学的じゃない根拠がないと否定したい場面をよく見ました。しかし、3歳までの1000日余り間は特に、目まぐるしく 脳が育ち、基礎的な生活や家庭のしつけなどをものすごい勢いで吸収する時期なのです。脳科学的に今となって徐々に証明されつつある ことわざなのではと思いました。昔から言われている教えというものは、今になって科学的に証明されているものの、そのはるかずっと前から、先人の知恵として云われているのだと思いました。