デジタルな世の中になればなるほど、天然のぬくもりを教えてあげたい。
そう思うのは親心かもしれません。
私の母校は、私が通っていた頃は、普通のどこにでもある校舎でした。しかし、数年前立て替えられてから、廊下も扉も壁の一部も内装は基本的に木で作られたのです。
とってもぬくもりがあって素敵になりました。ずっといたいかもと思えるやすらぎやなつかしさを感じるようなりました
木の校舎にすると、喧嘩やいじめのようなものが激減するというデータがあります。とっても生徒は穏やかに、生き生きと学校生活を送っていました。
ベランダに数本の菜園を植えて育てているだけで心が豊かになります。自然のぬくもりは本当に目に見えない癒しを誘います。
生まれてから1000日は人間はもっとも脳が発達し、人間形成をする上でも最も重要な時期ということを聞いた事があります。
子供の頃の感受性は、こういう豊かなおもちゃではぐくまれるのかもしれません。女の子も男の子もおままごとという遊びを通じて、日常を体感したり、想像したりします。
触った感触はやはりプラスティックと木では全然違うんですよね。
プラスティックは工業的製品を作るときに、形を形成するのに、とっても作る側にとっては便利な材料なのです。しかし、化学的なにおいや感触というのは、目に見えないうちに、体が感じ取ってしまうのも事実です。
子供のいやいや期には少しでもぬくもりのあるおもちゃで遊ばせてあげたいなと思うのです。
化学的な環境では、大人もいらいら、ギスギスしてしまいますね。子どもはなおさらなのかもと改めて思いました